カントン包茎の術後には痛みを感じるのか

カントン包茎では、亀頭を覆っている余計な包皮だけでなく締め付ける包皮口も切除します。
手術中は麻酔を使いますし、鎮痛剤を処方されているので指示通りに飲めば痛みに悩まされることはありません。
しかし、タイミングが悪く鎮痛剤が切れてしまったときには痛みを感じることがあります。
どのような痛みかというと、傷口がズキズキと脈打つような痛みです。
この痛みは、耐え難い痛みではなく我慢すればなんとか耐えられます。
それに術後の痛みはずっと続くようなものではなく、数日くらいで解消されるので心配はいりません。

もし、処方された鎮痛剤が効かなくて夜も痛みで眠れないというときにはすぐにカントン包茎の手術をした医療機関に行きましょう。
別の鎮痛剤に変えてもらうなど、適切な対処をすれば問題はありません。
なお、痛みとともに出血することもありますが、軽いものであれば圧迫すれば止血できます。
どうやって持ちが止まらなくて痛みも続くようならば、その時も医師の診察を受けたほうが良いです。

術後に化膿して痛みがでてしまう

カントン包茎で包皮を切除すれば、そこに傷口ができます。
術後は細菌に感染しないように消毒などをしますし、手術の前後で抗生物質を使うこともありますが、湿潤療法という消毒せずに傷を治癒させる方法を採用しているときには基本的に抗生物質を使いません。
術後の衛生管理が良くなかったり、抗生物質を使っていないときには傷口から細菌に感染するリスクがあります。
細菌に感染したら化膿して痛みがでます。
普通の傷の痛みよりも強い痛みがでることもあるので、耐えられない人もいます。
何より化膿した状態を放置するべきではないので、抗生物質を持っているならばすぐにそれを飲んで、あとは医師に診てもらったほうが良いです。

細菌感染による痛みは、しっかりと消毒をしてしまえば解消できます。
ただ、完全に治るまでにはどのくらいかかるのかはわかりません。
場合によっては、抗生物質を長期間飲んで、定期的に消毒を受けるために通院しなければいけなくなります。
また、あまりにも状態が悪いときには、もう一度手術を受けることもあります。

まとめ

カントン包茎で手術を受けたならば、術後に傷口がズキズキとした痛みがでてきます。
でも麻酔や鎮痛剤を使えば何事もなかったように過ごせますし、痛みの程度もそれほど大きくはならないです。
しかし、細菌に感染してしまうと、化膿して強い痛みがでてくることがあります。
抗生物質や消毒で予防はできますが、もし細菌感染による化膿が起きてしまったときには、医師に診てもらったほうが良いです。
なお、細菌感染は、完全に治るまでに時間がかかることもあるので覚悟しなければいけません。